演色性【えんしょくせい】
写真・カメラ関連用語集 素材写真集◆自然の煌き◆
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演色性(Color Rendition)とは、基準光源と比較して、ある光源に
照らされた時、どれだけ忠実にその物体の色彩を、いかに人の視覚へ
伝達するかという見え方に及ぼす効果、またはその光源の性質のこと。
演色性は色温度と演色指数(Color Rendition Indexes CRI)で
評価されますが、色温度は絶対温度(K)で測定され、黒体の温度に
対応する色であり、色度(Chromaticity)は”冷たい”や”暖かい”などの
感じ方です。
JIS(日本工業規格)で定められた基準光と調査対象の光源で
演色評価用の色票を照明したときの色ずれを数値化したものが
演色評価数(えんしょくひょうかすう)である。
演色評価数には、光源の違いによる色の見え方を8種類の色で総合的に
評価する平均演色評価数Ra【8色(R1~R8)の演色評価数を平均したもの】
と特殊演色評価数【赤(R9)、黄(R10)、緑(R11)、青(R12)、西洋人の
肌の色(R13)、木の葉の色(R14)、日本人の肌の色(R15)の7種類】がある。
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