入射光式露出計【にゅうしゃうこしきろしゅつけい】
写真・カメラ関連用語集 素材写真集◆自然の煌き◆
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入射光式露出計【にゅうしゃうこしきろしゅつけい】とは、被写体に
当たっている光量を直接測定するタイプの露出計。
使い方を間違えなければ、露出計の中で最も正確に露出を
算出することができる。
一眼レフなどに内蔵されている。
一般に測光部は、半球状で乳白色の半球のカバー付いた
受光部分(受光球)を持っている。
通常は被写体の前に露出計をできるだけ近づけて配置し、受光部分を
カメラの方に向けて測光し、そのときの表示された値をカメラにセットする。
ただ、これは被写体の反射率が標準的であると想定した場合であるが、
一般的にはほとんどのシーンで光の反射率は標準的であり、
その露出値はほぼ適正である。
したがって、被写体の反射率に影響を受けないのが利点とされる。
しかし、画面全体、または重要な部分が非常に明るい、または暗いなど、
極端な反射率である場合は、入射光式露出計によって示された露出を
補正をする必要がある。
反射率が高く画面全体、または重要な部分が白っぽい場合は
入射光式露出計が示す値よりも 1/2〜1段絞り込む。
カメラの露出補正機能を使う場合は +1/2〜+1に合わせる。
反射率が低く画面全体、または重要な部分が黒っぽい場合は
入射光式露出計が示す値よりも1/2〜1段絞りを開ける。
カメラの露出補正機能を使う場合は -1/2〜-1に合わせる。
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